めまいの治療法

記事追加日:2017-09-07 15:57:19

めまいは様々な原因によって起こりますが、三半規管が原因となった症状の場合、良性発作性頭位めまい症の可能性が高いでしょう。この良性発作性頭位めまい症の場合、投薬療法の他に理学療法による治療ができるということで、近年注目されています。

良性発作性頭位めまい症は、耳石と呼ばれるものが本来あるべき場所ではない場所に付着したり、入り込んだりすることを原因とすることがほとんどです。つまり、この耳石を本来あるべきところに戻すことで、めまいを改善することができるのです。

良性発作性頭位めまい症の理学療法は、耳石が入り込んだ原因半規管によってやり方がことなります。頭や身体の向きや動きによって耳石を卵形嚢に移動させる治療法です。特定できない場合は、非特異的理学療法を行います。

めまいの理学療法については、インターネットで調べると方法がわかります。しかし、めまいの原因が良性発作性頭位めまい症であった場合の対処ですので、医師の指示なくおこなうのは避けた方が良いでしょう。まずは自分のめまいがどういう原因にあるのかはっきりとさせることが重要です。

吐き気やしびれを伴うめまいは脳神経外科へ、それ以外のめまいはまずは耳鼻咽喉科にかかると良いでしょう。

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めまいが起こる前に

記事追加日:2014-05-19 10:33:51

人によっては、慢性化してしまってよくめまいが起きるという話を聞く事があります。慢性化してしまうのにも、当然ですが何かしら原因があるとは思います。めまいの起こる原因として、生活リズムやストレスといった事が、めまいを引き起こすきっかけとも言われています。

普段の生活から気をつけておけば、このめまいを予防する事はできます。やはり、生活を規則正しく送っていき、ストレスを溜めないように気分転換をするなどしていく事が大切なんです。生活習慣を見直していくのは、めまいの予防だけでなく、他の病気の予防にも繋がっていくのでちゃんと考えてみるといいと思います。

頻繁にめまいがして、めまいから身体の他の部分にまで何かの症状などが出たりするなんて人は、一度病院を受診したほうがいいでしょう。めまいが何かの病気の前兆として起こっているケースもあるので、もしめまい以外にもあるなと思うなら行くべきだと思います。

めまいを予防する事は誰でもできることなので、実際にやってみて続けていくのがいいとは思いますね。

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めまいに関連するニュース

記事追加日:2014-03-27 17:51:53

患者にとって苦痛な症状であり、改善も時間のかかるめまいですが、近年の医学研究の進歩により様々な研究報告がなされています。

2014年2月、医大の耳鼻咽喉科研究グループはアメリカの医学雑誌に、微弱な電気刺激を与えるとめまいやふらつきが改善したと論文を発表しました。

三半規管や耳石器等に異常があると平衡感覚が狂いめまいが起きるが、耳の後ろに電極を付け目を閉じた状態で一分間立って実験したところ、ふらつきの程度が45%改善したというのです。

また、イギリスでは長年めまいに悩まされて来た64歳の女性がある日突然、ひどい頭痛と手の震えに襲われたというが症状が治まった後、運転の操作法が分からなくなってしまいました。繰り返すうちに記憶喪失が疑われましたが、再度全身を詳しく検査したところ、原因は膵臓にあったとの結果が。膵臓にできた腫瘍(悪性度は低い)により血糖値が下がりめまいが起きる「インスリノーマ」という病だったというニュースが話題になりました。

めまいを改善するには

記事追加日:2014-03-20 15:51:06

種類も原因も複雑なめまいですが、患者にとってとても辛い症状であり、治療することで改善も期待できます。

耳が原因で起きる場合、脳が原因の場合、内科疾患が原因の場合、薬が原因の場合と大きく分けて改善法があげられます。

耳の場合、めまいだけが起こるものと耳鳴りや難聴を伴うものに分けて対処します。耳だけの場合(良性発作性頭位めまい)、リンパ腺の流れを良くして起きにくくする「頭位治療」、「薬物治療」、「運動による改善」などがある。メニエール病が原因の場合(耳鳴りや難聴)は、「ストレス対策」「薬物治療」があります。症状がひどくならないうちに耳鼻咽喉科を受診する必要があります。

脳の疾病が原因の場合はすぐに救急車を呼ばなくてはなりません。

内科疾患が原因の場合は、起立性低血圧・食後低血圧その他に分けられるので専門医の診断と治療が必要です。

薬が原因の場合は、めまいの起こり方と原因となっている薬を特定してもらい、薬の中止・休止・減らす・変更などの措置が必要です。

めまいの原因について

記事追加日:2014-03-13 14:15:59

めまいの原因は、回転性めまい・動揺性めまい・眼前暗黒感等の種類により異なります。

回転性めまいでは「メニエール病」や内耳炎・前庭神経炎症、良性発作症頭位めまい等があげられます。良性発作症以外は三半規管に問題があり、リンパ液が増えてしまったり、炎症を起こしている状態です。

動揺性はふらつきを起こすものを言いますが、主な発生部位は脳幹が多いそうです。中枢性(小脳や脳幹に腫瘍等の重大な病気があるもの)・全身性(自律神経失調症が最も多い)・薬剤性(薬の副作用)・心因性(自律神経失調症)に分けられ原因も様々です。

眼前暗黒感は分かりやすく言うと立ちくらみのことです。循環器系障害(血圧低下や不整脈)・体位の変動・出血・薬などが原因の場合が多いです。

このように、めまいの種類や原因は色々で、1種類だけの場合や、3種類が混合して起こる場合もあります。めまいが改善していく過程で回転性が動揺性などに変化したりすることもあるといいます。 種類も原因も複雑なので専門医の的確な診断が必要となります。

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